債務整理体験談5
12月 14, 2022【30代前半で自己破産。人生の再出発。】
大学生の頃から浪費とギャンブルにはまり、ろくに大学に行かずアルバイトをしてはもらった給料をすぐに使うという生活を約4年間繰り返し行っておりました。
ろくに就職活動もしていませんでしたが、なんとか福祉関係の仕事が就くことができ社会人生活をスタートさせました。
しかし仕事内容に馴染むことができず、ストレスがどんどんと溜まっていき、そのストレスを発散させるために今まで以上にギャンブルに走るようになりました。
給料は2,3日で使い果たしてしまい、その他の光熱費などの支払いができなくなり、消費者金融から借り入れをすることにしました。
しかし50万円ほどの限度額をもらい、その額も自分の貯金であるかのような気持ちになってしまい、ちょっとくらならと数万を下ろしてはギャンブルをし、負けてはすぐにまた下ろすということを繰り返し行い、あっという間に限度額いっぱいを使ってしまいました。
その後というものの返済ができなくなりまた1社借り入れ、もう一社というのを繰り返し負債がどんどんと増えていきました。
結局トータルで消費者金融から5社、クレジット会社から3社、その他携帯の滞納など借金まみれになり、もう返済すらすることができなくなり、自分ではどうすることもできなかったので弁護士に相談する決意をしました。
どの弁護士に頼んでいいかわからなかったため法テラスに相談し弁護士を紹介してもらいました。
初回面談時に借金をつくった経緯と借り入れ状況を知らせ弁護士からは過払い金もなく、自己破産しか方法はないと言われました。
ただギャンブルが原因なので破産はできても確実に免責が下りるかどうかは保障できないと言われ、それでも良いのであれば受任しますと言われました。
何もしなければ督促の嵐になってしまうので、結果どうあれお願いすることにしました。
その後弁護士と具体的な調整に入りましたが、しっかり反省をしてる姿を見せることが一番大事だといわれ、今後ギャンブルをやらないようにしっかり更正しなさいと言われ、ギャンブル依存症外来に通院し治療も平行して行うことにしました。
半年ほど通いそれから裁判所に申し立てをすることとなりました。
その後は申立書を作りながら、半年間ギャンブルを断ち、病院にも通い続け、ようやく裁判所に自己破産の申請をしました。
もちろん管財人がつくケースにはなりましたが、特別財産もなく、しっかり反省をしているということから免責を得ることができました。
私の担当をした弁護士はベテランの方で、可能性がある限り免責を得られるようしっかり私を導いてくれ、すごく助けられ今は感謝しております。